EETimes(世界のエレクトロニクス技術の最新動向):半導体(製造業の指標)とS&P500の動きは相関している

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世界のエレクトロニクス技術の最新動向がわかる

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①SEMIが半導体製造装置の世界総販売額を発表する(四半期ごと)
②WSTS(世界半導体市場統計)が世界半導体市場予測を発表する(半期ごと)

■2021.4.14にチェック

https://eetimes.jp/ee/articles/2102/08/news030.html

https://eetimes.jp/ee/articles/2101/25/news058_2.html

2050年までの世界半導体市場予測 ~人類の文明が進歩する限り成長は続く
湯之上隆のナノフォーカス 2021年01月14日 11時30分 公開

https://eetimes.jp/ee/articles/2101/14/news026.html

https://eetimes.jp/ee/articles/2011/09/news028.html

半導体産業は全製造業の2%しかない!しかし、「小さな巨人」なのだ!
~わが国輸出額の約10%を占めるサプライチェーンの中核~(2013/5/31)

から抜粋 web魚拓

半導体産業は世界全体で見ても約30兆円市場で、必ずしも大きな産業ではない。しかしながら、すべての産業の心臓部分となる知的財産を担っており、半導体のもたらすインパクトはとてつもなく大きい。


驚くほど株価と連動するグローバル製造業PMI(2019/12/30東洋経済)
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世界の株式相場の予想にあたってはもっぱら製造業の指標に着目するのも1つの手だろう。世界の株価は製造業指標と密接に連動するためだ。製造業のウエイトはアメリカが1割程度、日本、ドイツが2割程度を占めるにすぎず、中国でさえも4割程度だが、景気変動の波を作り出しているのは基本的に製造業である。

2012年以降のデータに基づくと、世界株との決定係数は約0.55(相関係数は約0.74)と十分な説明力がある。このサイクルの背景にあるのは、製造業の在庫循環、中でも市況変動の激しいIT関連財がその中心であると考えられる(以下では半導体とIT関連財を同意で用いる)。これは世界半導体売上高とグローバル製造業が密接に連動していることから判断して明らかである。要するに世界の製造業に変動を主導しているのは半導体、IT関連財ということになる。

グローバル製造業PMIの波形は、どうやって作り出されているのだろうか。そこでグローバル製造業PMIを注意深く見ると、一定のパターンがあることに気づく。リーマンショックの大幅な変動が一服した2012年以降で見ると、2012~13年が上昇、2014~15年が低下、2016~17年が上昇、2018~19年が低下、といった具合に多少のズレはあるものの、上昇・下降2年の4年周期のサイクルが見て取れる。

このサイクルの背景にあるのは、製造業の在庫循環、中でも市況変動の激しいIT関連財がその中心であると考えられる(以下では半導体とIT関連財を同意で用いる)。これは世界半導体売上高とグローバル製造業が密接に連動していることから判断して明らかである。要するに世界の製造業に変動を主導しているのは半導体、IT関連財ということになる。


■他の参考記事
【世界経済】半導体はスーパーサイクルか? web魚拓

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