JPモルガン:★利上げ終了から半年はプラス★利上げ終了後と利下げ開始後の金融市場

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米国の景気後退期の金融市場

米国の景気後退期の金融市場

このページでは、2000年以降の米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了後と利下げ開始後の金融市場を見ています。
【緑色】は2000年以降のFRBの利上げ終了から半年間のトータルリターンを示しています。利上げ終了後の半年間は、全ての資産・セクターのパフォーマンスがプラスでした。過去は、利上げの終了が意識された後は将来の利下げ期待も相まってリスクオンの環境でした。今後の景気減速・景気後退が意識されながらも株式が上昇傾向にある現在の相場は、過去の歴史と照らし合わせてもあまり相違ない状況にあります。
【灰色】は2000年以降のFRBの利下げ開始から半年間のトータルリターンを示しています。利下げ開始後の半年間は、米国投資適格債券や米国国債などの一部のインカム系資産、公益事業などの一部のディフェンシブセクターなどはプラスのリターンだったものの、それ以外の多くの資産・セクターはマイナスのリターンでした。2000年以降は利下げが始まると、その後景気後退が来ていたことが影響していると考えられます
今後は景気減速が本格化し、景気後退が来る可能性もあることを踏まえると、利上げ終了後と利下げ開始後の半年間の両方で相対的に良好なパフォーマンスだった投資適格債券やディフェンシブ株式などへの分散投資を検討したいところです。

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