2023年5月24日 2:00 [有料会員限定]
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FG、みずほFGの2023年3月期連結決算は純利益が9年ぶりの高水準
- 海外事業の利ざやが拡大し、国内でも資金需要が堅調
- 三菱UFJと三井住友の純利益は過去2番目の水準
- メガバンクのPBR(株価純資産倍率)が1倍を割れており、危機感がある
- 日銀の低金利政策や日本経済の低成長がメガ銀株の評価を圧迫している
- 自己資本利益率(ROE)はメガ銀が6%台で、海外の大手銀行に比べて劣る
- 三菱UFJは中期経営計画で独自のROE指標を7.5%に設定、三井住友とみずほもROEを向上させる方針
- 資本効率を高めるために、三井住友はリターンの良い案件を重視し、海外の低採算案件からの撤退も検討している



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