FRED(セントルイス連邦準備銀行)のHP
重要な経済指標
●景気指標:
CFNAI (毎月)
・米国経済の80以上の指標を総合評価し、プラスかマイナスで、経済が拡大から縮小かを見る。
・1983年以降は、リセッション時は、ほぼ全ての月でマイナス。
LEI (OECD加盟国の先行指標、景気動向を予想する指数)
●経済成長: GDP
●物価: CPI, PPI
●消費関連: 小売売上高, PCE
●生産活動: 工業生産指数, ISM製造業景気指数
●雇用関連: 失業率, 雇用者数, レイオフ件数
●金利関連: 連邦ファンド金利, 実質金利
●住宅市場: 住宅着工件数, 住宅販売件数, 住宅価格指数
●信用市場: 社債金利, 株価指数(S&P500)
●外国為替市場: ドル・円相場, ユーロ・ドル相場, 中国人民元相場
●資本市場:
株式市場(米国企業5000社の時価総額の総和)
債券市場(米国の高利回り債券市場のリスクプレミアム)
●政府財政: 財政赤字, 国債発行額, 財政政策
FREDのマクロスナップショット
・1年先の主要経済指標 ・労働市場 ・インフレーション ・GDPの内訳 ・金融市場

ISM製造業景況指数の底打ちが株価の底打ちとなる
ISM製造業景況感指数のチャート(S&P500と景気後退期間を比較)

FREDのグラフ一覧
_M2
マネーサプライM2は、現金、普通預金、定期預金、マネーマーケットファンドなど、市民や企業が持つ流動性の高い預金や資産を包括する。
M2がマイナスになると、ガソリンを入れずに車を運転すれば、ある時点で動かなくなるのと同じこと。
M2マネーサプライが100年ぶりのマイナス!150年間で4回だけ。縮小時に銀行崩壊&失業率2桁。
M2マネーサプライは経済の資金供給量を示し、そのマイナス成長は以下の影響をもたらす。
- 金利上昇: 資金供給の減少により借り入れコストが増加し、企業の利益に影響を与える。
- 経済活動の減速: 資金不足により消費・投資が減少し、経済成長が減速する可能性。
- 株価の下落: これらの要素が組み合わさると、企業の利益見通しの悪化や投資コストの増加により、株価にネガティブな影響が出る。

金融財務省一般会計 (TGA):水曜更新
米財務省が連邦準備制度の政府預金口座(TGA)に預け入れている現金残高。
TGAは連邦準備制度の負債項目であり、財務省の現金残高が増えれば金融システムから準備預金が引き揚げられることになる。
1ドルを100円とすると、1800ビリオンドル=180兆円(1ビリオン=ゼロ9個、1兆円=ゼロ12個)
_金融_預金機関の準備金の合計
- 金利と流動性: 預金準備金増加 → 銀行の流動性増加、貸出コスト低下 / 預金準備金減少 → 銀行の流動性減少、貸出コスト上昇
- 金融市場への影響: 預金準備金の変動 → 資金供給の変動、市場金利の動向への影響
- 為替相場への影響: 預金準備金の変動 → 通貨供給量の変動、為替相場への影響
_マネーサプライ・FRB純資産(毎週水曜日更新)
_金融_小口MMF_上昇→個人投資家が現金を避難
逆に避難した資金が株式市場に戻ると大きく上昇。
1ドルを100円とすると、1400ビリオンドル=140兆円(1ビリオン=ゼロ9個つまり10億ドル、1兆円=ゼロ12個)
1ビリオン=1000億円、10ビリオン=1兆円、100ビリオン=10兆円
01_<銀行の貸出態度(水曜)>と<GDP(四半期)>_■相関性あり
01_銀行の貸出態度(水曜)_■天井・下降→リセッション
「Bank Credit, All Commercial Banks」は、全米の商業銀行が企業や政府に対して提供するローンや債券などの貸出金融商品の総額を示すデータシリーズで、消費者ローンや自動車ローンなどの小口貸出額は含まれない。
GDPとNASDAQ(前年比)_相関性あり
00_10年金利-FF金利★マイナスからプラス→リセッション
FF金利は通常、 overnight (一晩)または数日以内の非常に短い期間の資金調達を指す。
米国10年物国債の利回りとFF金利の差がマイナス(イールドカーブの逆転)になると、以下の影響が考えられる。
- リセッションの予兆: 経済の先行きに対する投資家の悲観的な見方を示す可能性がある。
- 貸出の減少: 銀行の貸出利益が減少し、それにより経済活動が抑制される可能性がある。
銀行は通常、短期金利で資金を借り入れて、長期金利で貸し出すことで利益を得ている。 - 株価の下落: 経済の不安が投資家の心理に影響し、株価を下落させる可能性がある。
00_長短金利差(10年国債利回-FFレート)★3~12ヶ月後→リセッション
00_長短金利差(30年-10年利回)★+0.5→リセッション
00_<GDP GAP>と<10年金利-FF金利>★クロスした→リセッション
01_住宅着工数_■住宅着工数の底打ち→リセッション終了■
01_長短金利差(10年米国債と2年米国債)_■4~16ヶ月後→リセッション■
01_長短金利差(10年米国債と3ヶ月米国債)_■6~18ヶ月後→リセッション
01_有効求人倍率・JOLTS(毎月)(前年度比)
有効求人倍率やJOLTSの前年比がマイナスになると、次のような影響が考えられる。
- 成長減速のサイン: 企業の雇用創出が減ると、経済全体の成長が減速する可能性があります。これは株価にネガティブな影響を及ぼす。
- 消費者支出の低下: 新たな雇用が創出されない場合、消費者支出が減少する可能性があります。これも株価にネガティブな影響を及ぼす。
02_求人数(Job openings:infomation)_■ピークから3~7ヶ月後→リセッション■
02_失業率_■3%台まで低下後3~7か月後→リセッション
02_失業率とCPI(消費者物価指数)_■CPIピーク後→8か月で失業率ピーク■
02_雇用統計(非農業部門雇用者数)(毎月第1金曜日)_■下降でリセッション■
04_ケースシラー住宅指数_■マイナスに転じた→8か月後にリセッション■
04_<金融ストレス指数(金曜更新)>と<S&P500>_■プラス圏でSP500下落
_GDP
_ケースシラー住宅指数
_個人貯蓄率
貯蓄率が下がる大きな理由は4つある。
①消費が増加、②借入の増加、③収入の減少、④資産価格(例えば住宅や車)のインフレによる上昇
_求人件数・雇用動態調査(JOLTS)
_消費者信頼感指数(ミシガン大学)
失業率
2023年3月時点でなぜ失業率が上がらないのか?→早期リタイア、個人事業、RIRE。
_生産者物価指数
_米国企業のキャッシュフロー(CNCF+ W976RC1Q027SBEA)
_米国企業の利益(税引き後)
_米国企業の負債(ふさい)(GDP比率)(BCNSDODNS / GDP)
_米国個人消費
_金融ストレス指数(セントルイス連銀)
複合_企業利益とS&P500■相関性あり
_米国企業の債務償還年数*1_BCNSDODNS/(CNCF+ W976RC1Q027SBEA)
_米国企業の利益(税引き後)
_FF金利(フェデラルファンドレート)
複合_生産者物価指数,S&P500■相関性あり
複合_GDP GAP=(実質GDP-潜在GDP)÷潜在GDP■規則性あり
失業率■規則性あり
FYRE、早期リタイア、個人事業の人たちが労働市場に戻ってきた場合、労働力人口が増えることになります。そのため、失業率が上昇する可能性がある。
_労働参加率
米国の労働人口は1億6600万人(2023.3月)。労働参加率が1.0%減少すると166万人減少したことになる。
・労働力人口 = 労働参加率 / 100 × 総人口
・労働参加者数 = 労働力人口 × 労働参加率
・労働人口 = 労働参加者数 + 雇用されていない人数
・失業者数 = 労働力人口 × 失業率 / 100
・雇用者数 = 労働力人口 – 失業者数
・労働人口 = 雇用者数
- 労働力人口:15歳以上の人口のうち、労働に参加したいと思っていて、かつ、労働市場で求人募集を探している人々の総数を指します。一方で、高齢、学業、育児・介護、障がいなどの理由で労働市場で働くことができない人々は、労働力人口に含まれません。
- 労働参加者数:労働力人口のうち、実際に労働市場で仕事をしている人々の数を指します。
- 雇用されていない人数:労働力人口から労働参加者数を引いた残りの人数を指します。これには、失業者だけでなく、専業主婦・主夫、学生、高齢者、障がい者、その他の理由で働くつもりのない人も含まれます。
- 労働人口:労働参加者数と雇用されていない人数の合計を指します。つまり、15歳以上の人口のうち、労働市場に関わる人々の総数です。
_労働人口
金融_家庭純資産(前年比)四半期ごと