★3★ラルフ・ビンス博士の実験で5分割投資法、試し玉投資法で分割投資。確率ゲームあり。DUKE著:新高値ブレイク投資術にも記載。

次の文は、『魔術師たちの心理学』(バン・K・タープ)からの引用(71ページ。文章は少し変えた)。

ラルフ・ビンスは博士号を持つ40人を対象に実験をしたことがある。勝つ確率が60%のコンピュータゲームを100回してもらう。手持ちの資金は1000ドルで、毎回好きなだけ賭けてよい。どの人も、資金管理がこの種のゲームに与える影響についての知識はない。
何人が儲けられただろうか。最終的に元の1000ドルより増えたのは40人中、たったの2人だけだった。

試しにプログラムを作ってやってみたが、このゲーム、少し慎重な性格の人ならプラスになりそうなものだ。簡単に勝てるとはいわないが、いくら何でも 40人中 2人しか勝てないって事はないと思う。ソフトをここからダウンロードして、やると理解しやすい。

次のようなソフト。

1回ごとの勝率は 60%で、勝てば賭けた分だけ儲かり、負ければ賭け金が没収される。
当初の資金は 1000円とし賭け金は1円単位。

賭け金を入力し、下のボタンを押すと(Enter キーを押してもいい)、勝ち負けが決まる。
ゲームは 100回行うが、途中で破産したら、そこでゲームオーバー。

賭け金は、正の整数のみ(つまり、121.5円とかは賭けられない。0円もダメ)。また、その時点での資金より多くは賭けられない。

「勝ち」、「負け」 の記録は ○● で表示していく。

「ケリーの資金」 というのは、ケリーの公式に従って、常に資金の20%(端数があれば切り捨て)を賭けていった場合の成績を示す。

「ケリーの資金」 があると、邪魔っていう場合には、左のチェックを外すと非表示に出来る。
非表示にしても計算自体はやっているので、チェックを入れれば、いつでも再表示される。


DUKE著:新高値ブレイク投資術にも記載

●買いは5分割で試し玉から。

●買っているときにはポジションサイズを増やし、負けているときには減らす。(P174)

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