■驚くほど株価と連動するグローバル製造業PMI(2019/12/30東洋経済)
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世界の株式相場の予想にあたってはもっぱら製造業の指標に着目するのも1つの手だろう。世界の株価は製造業指標と密接に連動するためだ。製造業のウエイトはアメリカが1割程度、日本、ドイツが2割程度を占めるにすぎず、中国でさえも4割程度だが、景気変動の波を作り出しているのは基本的に製造業である。
2012年以降のデータに基づくと、世界株との決定係数は約0.55(相関係数は約0.74)と十分な説明力がある。このサイクルの背景にあるのは、製造業の在庫循環、中でも市況変動の激しいIT関連財がその中心であると考えられる(以下では半導体とIT関連財を同意で用いる)。これは世界半導体売上高とグローバル製造業が密接に連動していることから判断して明らかである。要するに世界の製造業に変動を主導しているのは半導体、IT関連財ということになる。

グローバル製造業PMIの波形は、どうやって作り出されているのだろうか。そこでグローバル製造業PMIを注意深く見ると、一定のパターンがあることに気づく。リーマンショックの大幅な変動が一服した2012年以降で見ると、2012~13年が上昇、2014~15年が低下、2016~17年が上昇、2018~19年が低下、といった具合に多少のズレはあるものの、上昇・下降2年の4年周期のサイクルが見て取れる。
■EETimes(世界のエレクトロニクス技術の最新動向):半導体(製造業の指標)とS&P500の動きは相関している
↑から抜粋↓
このページから、大局で見たとき2050年までは世界の株式は上昇するということになる!


■3年サイクルのグローバル製造業PMIと2023年までの予想GDP・予想利益
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2021年第1四半期の主要な投資テーマ(引用元:JPモルガン):
①今年の世界景気や企業業績の見通しは明るい。死角はないか?
②景気の3年サイクルに注目。株高はいつまで続く? 調整が起きやすい局面とは?
③「高値掴み」のリスク vs. 「押し目待ちに押し目なし」のリスク
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■★★★グローバル製造業PMIが下降してきたら注意!
グローバル製造業PMIの上昇局面は明らかにS&P500、TOPIX共に上昇している。逆にグローバル製造業PMIの下降局面では下落もしくは乱高下している。
グローバル製造業PMIのリアルタイムチャートは>>>株式マーケットデータ



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出所:.JPMmorgan (2021.12.31時点のデータ)

■2019年6月4日 日経新聞
世界の製造業、減速鮮明 5月PMI、6年半ぶり低水準
英調査会社IHSマークイットが3日発表した5月のグローバル製造業PMI(購買担当者景気指数)は49.8と前月比0.6ポイント低下し、景気判断の節目とされる50を下回った。

景況感に底入れの兆し 日米欧の5月PMI、最悪の4月から回復
日米欧で景況感の改善がみられる。IHSマークイットが21日発表した、5月の製造業とサービス業を合わせた統合の購買担当者景気指数(PMI)は日米欧で過去最悪だった4月から改善した。
■書籍、<金利を見れば投資はうまくいく>
★★★下記書籍は2015年のものだが、やはり2020年までの景気サイクルも当てている!





■グローバル製造業PMIと米国10年国債利回り
金利あ上がってる局面ではグローバル製造業PMIが上昇している。つまり安定して株価が上がっている期間となる。

■主要国のGDP

■2023年までの予想利益の伸び

■ワクチン接種後2020年11月~ オレンジの帯

■PMIの上向き、下向きの期間

■新規受注指数と完成品在庫指数からその後の予測

■日銀 輸出環境のモニタリング指標(2019年1月 展望レポート)
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■IHS Markit PMI
Markit PMIパンフレットから抜粋
・PMIから景気循環が分かる。経済成長のペースが把握でき、需給バランスが崩れていないか、価格が上昇基調にあるかどうかなどを知ることがでる。
・指標の一部は製造業とサービス業の両部門で直接比較が可能。例えば、サービス業の「事業活動」は製造業の「生産高」に、サービス業の「新規事業」は製造業の「新規受注」に相当。


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2021年第1四半期の主要な投資テーマ(引用元:JPモルガン):

