●米国株(日本株)、現在の相場の位置を知る(変化する相場を大局的に判断する)

株式相場のサイクル

①景気が過熱し利上げが行われると、金利が上がりPERの低下が主導する株安となる(逆金融相場)。
②利上げで景気悪化が本格化するとEPSの低下による株安へ移行する(逆業績相場)。
③景気後退に陥れば利下げによるPERの上昇が主導する株高となり(金融相場)。
④景気回復へ向かえばEPSの上昇による株高となる(業績相場)。

4つのサイクルで現在はどの位置に当てはまるのか?


このサイクルを理解すると、投資のタイミングを読む時に役に立つ。

・金融相場の特徴を一言で言うと、「不景気の中の株高」。
・業績相場は、企業の業績という実態が伴った株価上昇期。
・逆金融相場は、金融引き締めがきっかけ。業績はまだ良い状態だが、株価は実態に先行して動くため下がる。
・逆業績相場は、相場の冬にあたる時期。企業の業績が悪くなるので減益という実態を伴って株価が下がる。また景気の過熱感が落ち着き始めるため、金融引き締めが落ち着き、金利が下落。

株価サイクルと投資家心理の変化

国際通貨基金、IMF世界経済見通し

https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2022/10/11/world-economic-outlook-october-2022
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